特別なようで特別な事でもないが地味に嬉しい気がする義理パパと息子の関係

子育ての話
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今日は、昼から雨だと予報で言っていたので、朝いちから、久しぶりに肛門科へ受診に行った。

痛みや、特別変わった症状がなければ、便秘薬のモビコールを4週間分処方してもらうだけなのだが、今日は先生との面談もありだった。

久しぶりにお会いする白髪大先生は、相変わらず色黒で、声がデカい。症状が治ってるので、後は少しずつ便を通常に戻すべく、モビコールの量を減らしていくこととなった。

 

 

診察からの帰り道の運転中、息子の前の職場のトラックとすれ違った。

運転していたのは息子ではなく、年配の男性だったが、以前、息子が運転するトラックと何度かすれ違った事をふと思い出した。

 

今は、その会社を10月で退職し、別の職場で働いている。

コロナ禍での転職はなかなかリスクがあるのに、思い切った決断をしたなとも思っていた。

息子はもう27才のいい大人なので、親が仕事の事に口出ししたりはしないのだが、次の職場を探していた時に、『別にやりたい仕事があるわけじゃないけど、今の職場には限界がきた』と話していて、本人なりに頑張ってきてたんだな、と感じていた。

2tトラックで住宅建材の配送をやっていた。

詳しくは知らないのだが、建材といっても、鉄材でものすごく重いらしい。一本でもバカ重い建材を建設途中の住宅に何十本も運び込み、それを1日何件もこなす、かなりハードな運転手仕事だ。

建材を担いでのせる『のせだこ』のような黒ずんで固くなった彼の肩と、ひとまわりもふたまわりも太くなった腕が、肉体労働のキツさを物語っていた。

炎天下の真夏に、トラックの荷台から住宅へと何十往復とした日には、『今日も死ぬかと思ったわー』と、晩めし泥棒な上に、パントリーからスポーツドリンクを何本も盗んで行っていた。

はじめは、転職先のあてがあるなどと話していたが、いざ退職が近くなると、『どーしよっかなー。』などと言っていて。呑気なのか考えなしなのか。

そんな頃、たまたま夫の会社の派遣会社の募集を見つけたらしい。

夫は自動車関係の工場で2交代勤務をしている。

今は半導体不足で、残業もなく、忙しくないのだが、いずれ忙しくなる時のための人材確保として派遣会社から入社祝金がたんまり出るという、なんともうらやましいほどの条件付き。

『とーさんとこの会社に派遣で行こっかな』

と、結局入社祝い金に目が眩み、10月半ばから夫の会社へと、派遣されている。

会社でしょっちゅう息子と顔をあわせるのがさすがに気まずい夫は、

「部署は別にしてくれ。作業場もなるべく遠くで」とコネをきかせて頼んでいたのだか、

蓋を開けてみると、部署こそ違うが作業場が目と鼻の先。まあまあ近くになるという始末。何のためのコネ。

しかも交代勤務の反対同士。

夫が日勤の週は、息子が夜勤。

息子が日勤の週は、夫が夜勤。

綺麗にすれ違いなので、まだ一度も会社で顔を合わせた事がないそうです。

結果オーライ。

 

まあ、仕事なんか何してもいいんですよ。しっかり真面目に働けば。今なんか、近所とは言えひとり暮らしもしてるし。晩ごはん泥棒といえども私達親以外に迷惑かけてもないし、ちゃんと生活してるので、文句なしなんですが。

なんか、笑えません?

てゆーか、嬉しいのかな、私。

 

普通の定義も色々ですが、夫と息子は、義理の父と養子縁組した子という普通ではない関係。

つまり私の連れ子なんです。

彼が16才の時に再婚し、苗字も変わりました。反抗期真っ只中の時にです。

そのせいもあって、激しい反抗期だったのですが(息子反抗期話はコチラコチラコチラ

今は同じ会社で働いてるって。なんだろ。母としてはありがたいなーと思うんです。

普通、親と一緒に働くって、結構ヤじゃないですか?

身内とか。仲の良い友達とかでも、仕事となると別で、余計に一緒に働かない方がいいって思ったり。

それが、わざわざ自分から義理父の会社に行くって。

やっぱりだんだん知られていくと、年齢とかであれ?て思うことあると思うんですよねー。いつか誰かが気づく。そんな時に『いやー。親が再婚したんで』なんて言うシチュエーション想像したりせんのかな。まず似てないし笑

なんて、ヘタな心配してみたりして。

余計なお世話ですよね。

今まで何回もそんな会話してきて、慣れてるんでしょうね。

勤務が反対なので、我が家でも夫と息子は近頃あまり顔をあわせてませんが、たまーに休日に会った日には、仕事の話がとまらない笑

それを見てるのもまた楽し。

 

なんだかんだで父を尊敬してる息子にも、ありがたいなーと、しみじみだし、

我が子となんら区別なく、接してくれる夫にも感謝しかない。

まったく性格の違う男同士、なかなか噛み合わない時期もあったりしたけど、

こうして今、同じ会社で働いているという事に、すべてがあらわれているのではないかと、そー思うんです。

 

まあ、派遣会社の契約期間が過ぎればまた違う会社に行くんでしょうがね。

 

かーさん、嬉しいなり。

地味にひとりでにんまりしてます。

 

 

 

と、今日のところはこの辺で。

ではまた。

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

次回もお楽しみに。

 

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