次女のあおは、5年生のはじめに、学校の歯科検診で、噛み合わせの要観察をもらって帰ってきました。
次女は歯並びが悪く、前歯が少し出ていて、噛み合ってない。
八重歯も両方出てる。
特に、前歯で食べ物を噛み切れない事を気にしていたので、歯科矯正に相談に行きました。
まだ奥に生え変わっていない乳歯が右左に一本ずつ残っていましたし、
11才という年齢から、頭蓋骨や顎の成長もあるだろうと予測されるというので、
矯正の先生との相談の上、きちんと生え変わるまでしばらく、マウスピース矯正をやっていこうということになりました。
それが去年の6月のことです。
検査費用は保険がきかないので、40000円ほどかかりました。
歯はもちろんのこと、頭蓋骨のCTと、
虫歯のなりやすさを調べる唾液検査。
他にも、食生活の管理など、徹底的に調べられ
(食生活の記録は、親に対してのテストの様で…)
ワイヤーでの、ガチな歯科矯正ではなく、
いったんマウスピースでって、ことになったのです。
医師の診断は、こうでした。
診断結果
主訴:前歯がかんでいない。
診断:Angel class Ⅱ 開咬症
治療方針:
骨格的な問題点として下あごの時計回りの回転、歯性の問題点として、
上下顎前歯部の唇側傾斜を認める。
現在の問題点として、パントモより上下顎ともに歯根未完成の歯が多く、また永久歯への交換も未完了である。治療方針として矯正治療を行うには時期尚早であることから、永久歯への交換の観察を行い、永久歯列完成後に再度検査を行うことを基本として、プレオルソを用いて開咬の程度の改善を行う。上下顎前歯部の唇側傾斜が大きいために、将来的には永久歯の抜歯を行い、マルチブラケット装置による矯正治療が必要となる可能性が高い。
つまり、
将来はマルチブラケット装置(ワイヤー)の矯正が必要になる可能性が高いが、今はまだ永久歯が生えそろっていないので、プレオルソ(マウスピース矯正)で、開咬の改善をしていこう。
と、いうことです。
診断を受けたころの画像です。
前歯の上下の隙間が開いてるのが、はっきりとわかります。
とくに、薄いもの
ハムやベーコンを前歯で噛み切れないと、よく嘆いていました。
噛みちぎれないので、ハンバーガーやサンドウィッチを、食べるのも苦手。
元々、食に対してあまり欲がない方なので、食べにくさから余計食べることへの興味が薄くなっていった気がします。
このマウスピースは、寝ている間に装着するタイプ。
日中、学校生活の時に喋りにくいなどの不便もなく、
一度寝ると朝まで死んだ様に寝る次女には、とても合ってる矯正のタイプでした。
“寝てる間に、口から飛び出したりしない?”
みなさんと同じように、私も最初はそんな疑問が沸きました。
マウスピースを口に入れて、歯をいーー!ってして噛んだ状態で、上唇と下唇を閉じる。
その唇を閉じる力で徐々に歯を矯正していくそうなんですが。
気ぃ抜いたら口が開きますよね?
寝たら、尚更もっと。
なので、医療用テープで、唇の上からバッテン✖︎で、開かないように貼ります。
お口はミッフィー?
誰にも見せないのでこれで良いのです。
装着し始めた7月頃です。
完全に前歯が噛み合っていませんね。
たった1か月じゃ、そりゃそーだ。
装着し始めた最初の頃は、朝になると歯が痛いとか、ヨダレが出るとか言っていましたが、最近はなんともないみたいですね。
慣れたんでしょう。
慣れて痛くなくなったと言うことは、歯がマウスピース内に収まるように多少動いたってこと。
マウスピースを装着する少し前頃、左側の奥から2番目の乳歯が抜け、その隙間に少しずつ歯が移動し、デコボコが減ってきたようです。
いやー。
こんなに動くとは思ってなかった。
少しでもよくなればラッキーだねって思って始めたマウスピース矯正なので、正直驚いてます。
欲を言うと、右側の八重歯もこうなってくれたら…
(少しでも良くなったらラッキー言うてた舌の根もビショビショなうちに!おい!)
去年末から右側奥から2番目の乳歯がグラグラする、とは言っていました。
が。
なかなかしぶとく、先週やっとその歯が抜けたんです。
最後の乳歯です。
その下から、大人の歯がすでにスタンバッているものの、この隙間にズレこんで、八重歯前後のガタガタが治ってくれたらいいなー。
なんて話してたら、
今日朝ごはん食べてた次女あおが、
『あ。ここの歯、ひっついた』
と言いました。
見ると、前歯もおさまってきています。
写真では、わかりづらいかな。
わかりますー?
↓これがビフォー
↓アフター
去年の5月と比べても、矢印の歯がくっついてますよね!
前歯の角度もぜんぜん違う。
装着し始めてまだ半年でここまでなるとは!
マウスピース矯正の効果を、
実感した親子です。
(本気出しやがったなー、このー。)
なによりも、噛み切れるのが嬉しい次女あお。
具沢山サンドウィッチなんか、真ん中のレタスとハムだけ、挟まったまま、に〜んって全部口側にひっついて出てくるんで、
毎回嫌そうな顔してたんですよー。
効果が見えると嬉しいですねー。
このまま、装着つづけていきますし、
時々こうやって、経過観察を上げて行きますので、
子供さんの、歯並びや、噛み合わせで悩んでる親子さんがいらっしゃいましたら、
少しでも参考にしてもらえると、嬉しいです。
ちなみに、このマウスピースの金額は、
65000円ほどでした。
この他にかかるランニングコストは、
うちの娘の場合、春休みや夏休み、長期休みに一回診察に行き、調整してもらっています。
保険適応外のため、一回の診察が3000~5000円。
今のところ、こんな感じです。
この先、マウスピースではおさまりきれなかった場合は、ワイヤーでの矯正も覚悟しつつ。
とりあえず、少し噛み切れるようになった嬉しさを、娘と共にお伝えします。
あくまでもうちの娘の場合ですが、
興味がありましたら、また覗きに来て下さい。
最後まで読んで下さりありがとうございます。
次回もお楽しみに。
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