猫の多発性嚢胞腎とは。かかりやすい猫種ってあるの?

猫の話
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えー。今日は、

先日ペットの遺伝子検査キットで検査したジローさんの遺伝子検査結果についてお話します。

結果から言いますと、オッケー!

セーフでした。

要するに違うってこと。

病気じゃないよってことですし、この先もこの病気になることはないですよーってことみたいです。

とりあえず、ほっ…

今朝のジローさん(クイズ!昨日とどこが違うでしょうか?答えは明日)

ジローさん良かったねー♪

 

 

 

次郎さんはエキゾチックショートヘアという猫種です。

エキゾチックショートヘアは、ペルシャ猫とアメリカンショートヘアを交配させて生まれた猫種で、比較的おっとりとして人懐っこく甘えん坊な性格な子が多いのが特徴であり、

一方で、ペルシャ猫とアメリカンショートヘアの両猫共にみられる多発性嚢胞腎の遺伝子疾患を持っているとも言われています。

 

この、『多発性嚢胞腎』(たはつせいのうほうじん)って、いったいどんな病気?

では、詳しく調べていきましょう。

 

多発性嚢胞腎とは

猫の代表的な遺伝子疾患で、両側の腎臓に嚢胞(のうほう)という、中に液体を持つ袋状のものができていく病気です。

嚢胞の数も、大きさも増えていき、最終的に腎臓はかなり大きくなります。

腎臓の正常な細胞や組織が嚢胞に置き換わるので、腎臓の機能が徐々に落ちていきます。

ペルシャ猫や、ペルシャ猫と血縁関係のある猫に多く見られますが、アメリカンショートヘアや雑種猫などでも見られることもあります。

多くの場合、3歳から10歳までの間に腎不全の症状が見られるようになります。

 

 

原因

猫の多発性嚢胞腎は、遺伝性の病気であることがわかっています。

腎臓を構成するタンパク質をつくる遺伝子の異常により腎臓に小さな嚢胞ができます。

嚢胞は加齢に伴って徐々に数を増やしながら大きくなっていき、同時に腎臓が腫大し、正常な腎臓の組織が失われていくため、腎機能が低下していきます。

 

症状

多飲多尿、食欲不振、嘔吐、脱水、貧血、

といった慢性腎臓病と同様の症状がみられます。

しかし、この病気は非常にゆっくりと進行してき、腎機能も徐々に低下していくことにより、体が順応してしまうため、目立った症状がみられた時には病状がかなり進んでいたというケースも多く見られます。

 

治療

残念ながら現時点で、猫の多発性嚢胞腎を完治させる治療は見つかってなく、

進行を止めることも現段階では難しい状況です。

腎機能の低下が見られる猫については、他の原因による多発性腎臓病と同様の治療が行われます。

内科的治療としては、血液中の老廃物や毒素を体外に排出させる治療が主になります。

点滴により体液を増加させ、尿量を増やすことで老廃物の排出を促します。

 

予防

遺伝性の先天的な病気のため、残念ながら予防もありません。

ペルシャ系やアメリカンショートヘアなど、この病気がよく見られる猫種の場合は、幼猫の頃から注意をはらい、気になる症状がみられるようであれば早めに受診しましょう。

猫の多発性嚢胞腎は染色体優性遺伝であることがわかっています。

染色体優性遺伝の疾患の場合、この遺伝子を持っている猫は必ず病気を発症しますので、両親のどちらかがこの病気を持っていると子どもは50%の確率で発症することになります。

この病気の猫を増やさないためにも、この病気を発症した猫を繁殖に使わないこともたいへん重要です。

 

遺伝性の疾患であり、治療も予防も出来ないと言われてはただ怯えるだけしかないのか…

そうではありません。

この疾患になるかならないかは遺伝子検査でわかります。

なので私も、うちのジローさんに遺伝子検査をしました。

結果はクリアだったので安心しましたが、たとえ”遺伝子あり”だと結果が出ていたとしても、心構えが出来るので勇気を持って検査しました。

私が使用したのはコチラです↓

遺伝子検査の使用した記事はコチラです。

気になる方はどうぞ。

 

まとめ

もしかして読んで下さってる方の中に、

突然、自分の愛猫ちゃんが遺伝性の腎臓病と診断され、いてもたってもおられずネットを検索し、あちらこちらで多発性嚢胞腎の情報を探している最中に、たまたまこのブログに立ち寄ったって方もいらっしゃるかもしれません。

私もこの『多発性嚢胞腎』っていう病気を調べて行く中で、15歳や18歳まで長生きしたって猫ちゃんも居たりしてとても驚いています。

残念ながら早い段階で、腎不全に陥ってしまう多発性嚢胞腎の猫ちゃんもいるとはおもいますが、元気に長生きしてる子も少なからずいます。

飼い主さんの動揺もすごくわかりますが、この先どれくらい健康で長生きするかは今現在病気を持っていない子でも、先の事は誰にもわかりません。

病気と診断され、「今のうちに出来る治療をしてやりたい」そんな気持ちも充分理解できますが、一番大切なのは、今、目の前にいる猫ちゃんに目一杯の愛情を注いであげることではないでしょうか。

一日でも多く…

一日でも長く…

幸せな日々が続くことを飼い主さんも猫ちゃんも望んでおられることと思いますが、

ぜひ、そこに、

『一日でも深く』

を付け加えてあげて欲しいのです。

きっとその”より深い時間”は、何にも変えられない大切な宝ものになると私は思っています。

より多くの猫ちゃんと飼い主さんの幸せを心より祈っております。

 

 

 

で。

どーするよ?

うちのジローさんのペット保険…

マジで、なーやーむー( ̄◇ ̄;)

  

 

最後まで読んで下さりありがとうございます。

次回もお楽しみに。

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