今日は、次郎さんを予防接種に連れて行ってきました。
完全室内飼いの猫なので、年に一度の3種混合ワクチンです。
今朝の次郎さんは、出かける準備をしている私の後ろをウロウロとついて回り、
いざ、キャリーに入れるよって瞬間だけ敏感に察知。
一度は、ピューーーっと逃げられたんですが、
すぐに捕まえてキャリーに入らせ動物病院へと向かいました。
かかりつけの動物病院が、まるちゃんがなくなってからこの2年のコロナ過で、予約診療に代わっていて、
先週予約をいれて、取れたのが今日の10時15分。
初診なので15分前に来てくれと言われ、10時少し前に到着しました。
はい、病院に着いたよ、次郎さん。
キャリーをあけた瞬間、この表情にびっくりしました。
めちゃくちゃ怒っとーやん!
って、思ったけど、なんか笑えるこの顔。
呼ばれて診察室へ入ると、
まず、体重を測り、触診をして、聴診器でもしもし。
次郎さんはビビりなので逃げよう逃げようとします。
ひと通りの診察を終えて、背中より少しお尻寄りの位置に注射されましたが、
次郎さんは、声も上げず微動だにせずものすごく大人しくされるがままに打たれてました。
先生や助手の方が居たにもかかわらず、
『ジローさん、おりこうやったねー』と、お顔をワシワシして褒めてやったのですが、
すぐにプイっとされ、そう簡単には機嫌がもどらないぞ、と知らん顔されました。
家に着いたら、またピューっと走って隠れました。
テーブルの下に。
痛いことさせてほんとにゴメン。ゆるしてー。
ワクチン接種後はしばらく様子を見守ります。
いつもと様子が違うならすぐに受診するようにと言われました。
いつもと様子が違うのは、なんつっても完全に不機嫌なこの顔やろー笑
今回、次郎さんが受けたワクチンは、3種混合ワクチン。
3種混合と聞くと、人間の子どもの3種混合ワクチンの方が、聞きなじみがあるかと思いますが、
猫の混合ワクチンには、3種混合~5種混合があります。
違いをわかりやすくまとめてみました。
知ってるよーて方は、ここでサヨナラしましょう。
猫の混合ワクチン 種類と予防できる感染症
3種混合
・猫ウィルス性鼻気管炎
・猫カリシウィルス感染症
・猫汎白血球減少症
4種混合
・猫ウィルス性鼻気管炎
・猫カリシウィルス感染症
・猫汎白血球減少症
・猫白血病ウィルス感染症
5種混合
・猫ウィルス性鼻気管炎
・猫カリシウィルス感染症
・猫汎白血球減少症
・猫白血病ウィルス感染症
・猫クラミジア感染症
基本、室内飼育の場合は、「3種混合」でよいと言われています。
この、猫ウィルス性鼻気管炎、猫カリシウィルス感染症、猫汎白血球減少症の3つは、
非常に感染力が高く、空気感染の恐れがあるため、室内飼育の場合でもワクチン接種が推奨されています。
外出する猫の場合は、「4種混合」「5種混合」も。
感染症になる原因のほとんどが、ウィルスを持った猫との接触ですが、
外出する場合は、ウィルスをもった猫ちゃんと接する機会も増えるので、
猫白血病ウィルス感染症を加えた「4種混合」や、猫クラミジア感染症を加えた「5種混合」が推奨されています。
また、猫免疫不全ウィルス感染症(猫エイズ)のワクチンは、混合ではなく単独で接種する必要があります。
ワクチン接種にかかる費用はどれくらい?
動物病院によってそれぞれ差がありますが、一般的に3種混合で3000円~5000円程度。
5種混合で5000円~7000円程度のところが多いです。
一度確認されてからいかれた方がいいと思います。
初診の場合は、これに初診料がプラスされます。
ワクチン接種は、病気の治療が目的ではなく、あくまでも健康な状態での「予防行為」なので、
ペット保険の対象外となります。なので全額自己負担です。
始めるのはいつから?回数は?毎年受けた方がいい?
子猫の場合は、生後2~3か月ほどで、第1回目の接種が望ましいです。
その1か月後に2回目を。
成猫になってからは、年に1回、毎年の追加接種が推奨されています。
拾ってきた。もらってきた。迷い込んできた。里親募集からひきとった。など、
接種済証明ができない場合や、健康状態、飼育、環境によって、開始時期や必要なワクチンが異なりますので、病院で相談されて接種をすすめた方がよいと思います。
(※ AAFP8(全米猫獣医協会)およびWSAVA(世界小動物獣医協会)では、3種混合ワクチンの接種は、3年に1回を推奨しています)
ワクチン接種前に気をつけることは?
ワクチン接種をするときは、猫ちゃんの健康状態に気を付けた方がいいです。
すくなからずワクチン接種で、身体への負担がかかるので、食欲がないとか、鼻水がでるとか、なにか少しでも気になることがあれば、接種を見送った方がいい場合もあります。
シャンプーも、接種前1週間はしないほうが良いと、予約をしたときに病院側から言われました。
接種の日程が決まったら、それに合わせて体調を整えていきましょう。
ワクチン接種後に気をつけることは?
たとえ体調が良くてワクチン接種に行ったとしても、接種後には副反応が起きる場合があります。
熱が出る、グッタリする、目の周りが赤くなる、下痢する、といった症状がでることがあります。
中には、アナフィラキシーショックを起こす猫もいて、接種後数十分~数時間以内に出やすいので、しっかりと様子を見てあげる必要があります。
副反応は24時間以内に現れることが多いです。おかしいと感じたら、すぐに病院へ電話して見て下さい。
その日はなるべく静かに過ごさせてあげましょう。
接種前のシャンプーも控えた方がいいのと同じように、接種後も1週間ほどは控えた方が良いでしょう。
※接種後、体内で免疫が作られるまでに2~3週間かかる場合があります。
その間は、他の猫との接触を避け、感染の恐れがあるところには連れて行かないようにしましょう。
ワクチン接種が必須な場合もある?
ワクチン接種は法律で義務付けられているわけではありませんが、時に必須な場合があります。
ペットホテルを利用する際、ワクチン接種証明書の提示を求められることがあります。
急な用事で利用するときに備えて、ご自身の大切な愛猫のためだけでなく、他の猫ちゃんたちに感染させないためにも、定期的なワクチン接種を心掛けましょう。
以上、
今回、3種混合ワクチンを受けるにあたって、調べたことなどをまとめてみました。
いつもは、誰にも、なんにも、役に立たない記事ばかりですが、
今日はしっかりとまとめてみたので、良かったら参考にして見て下さい。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
次回もお楽しみに。
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