すっかり4月になりました。
昨日はエイプリルフールで、ウソのひとつやふたつでも、ついてやろうかと思ってたんですが、
おとといで派遣の契約期間がおわった途端、
ドバーっと一気に疲れがでてしまい、
パソコンに向かうスイッチをなくしてしまいました。
今日になり、やっと回復…
家の裏の公園の桜もきれいだと、感じるようになりました。
本当に、道行く道が、一面ピンクに染まっています。
以前、『再婚する勇気とは』という記事を書いたことがあります。
なかなかな反応でした。
昨今、日本の離婚率は
「約2分に1組が離婚」
「夫婦の3組に1組が離婚」
と言われている世の中ですが。
私は、“いつかの2分”の1組であり、
“いつかの3組”のうちの1組であったのだろう。
それこそ、今から二十数年前の話なので、
「自分の離婚」の話と言えども、記憶は宇宙の彼方なのです。
別に思い出したくもない悲惨な離婚劇ではなかったのですが、
やはり思い出さないように…というか、思い出す暇もなくただ突っ走って来たら今に至る、という感じなのです。
一人目の旦那との出会いは専門学校の時
博多駅近くのデザイン専門学校でした。
私はグラフィックデザイン科で、元旦那はインテリアデザイン科。
元旦那は、ブレずに今もインテリア系の仕事もしつつ、カフェの経営者であり、そして今も独り身なのである。
元々無口な性格で、大事な事はさらに断固として言わないと言う、横に居てとても居心地の悪い人ではあったのですが、
(大事な事は絶対言わないエピソードの代表はこちら)
なにかしらの縁があったのでしょうね。
若い2人は結婚するのですが、そりゃうまくいかないはずですよ。
かたや、喋らなすぎる。独りの時間が好きすぎる。共感精神もなさすぎる。趣味も多すぎる。他人との意思の疎通が苦手すぎる。あまのじゃくすぎる…など。
かたや、ちっさい子ふたり抱えて育児で毎日自分の時間なんてないんですよ!!
今でこそ、「ワンオペ」なんて言葉が世の中で浸透されてますが、その頃なんか専業主婦のワンオペなんて当たり前。
仕事してる男の方が偉くて当たり前。
帰って晩酌で1日の疲れを癒すの当たり前。
そんな時代の中でも、夫からの愛情が伝われば、嫁はなんとか耐えていけるものです。
私の場合は、気づけば愛も、情も、すっかりなくなっていました。
ぶっちゃけ、金銭面以外、夫が居る理由が見当たらなかったのです。
その時を乗り越えれば、いつか子供が大きくなった時に、父親として必要な時がくるかもしれない…
と、何度思い直しても、
思いとどまる理由にはなりませんでした。
もやもやと悩み、気づくと1年は経っていました。
この間、いつも頭の中で”離婚シュミレーション”をしてました。
そして、何度シュミレーションしても、
やっていける自信しかなかったのです。
実際に母子家庭というのは、金銭面以外にも大変な部分はたくさんありました。
私自信に対しては、何を言われても痛くも痒くもないし、平気なのですが、
子供たちにつらい思いをさせるという事のみ、胸が楽になる事は、これからも一生涯ないでしょう。
ですが、
私自身のみの話で言うと、
離婚する=苦しみからの解放
だったので、
勇気が必要だったか?と聞かれると、
それほどではなかった気がします。
この記事を読んでらっしゃる方の中には、今現在離婚について悩まれている方も、いらっしゃるかもしれません。
今が一番おつらいでしょう。
わかります。
わかりますよー。
進むにしろ、決断するにしろ、耐えるにしろ、喧嘩するにしろ、脅すにしろ、
煮て焼くにしろ(どっちも食べたくねーな)
警察に突き出すにしろ(罪おかした?)
女の影をつかむにしろ(そりゃ早く突き止めなきゃ!)
探偵に頼むにしろ(高いけど確実よ!)
旦那の服だけ、洗わんでおくとか(汚いまま触りたくねーな)
靴の中にキャラメル放り込んでおくとか(溶けてベタベタ笑笑)
車の運転席シートをビショビショに濡らしておくとか(オシッコもれ太郎!笑笑)
とにかく、
何か一歩でも進むと、
ほんの、ほんの少しだけ
楽になると思います。
動けず暗いトンネルの中ってのが、
本当〜に一番ツラい。
まして子供が居たりすると、決断も簡単ではないでしょうが、
母ですが、母の前に、女であり、
ひとりの人間なんです。
言い訳かもしれませんが、
お母さんが幸せなら、子供も幸せ
お母さんがツラいなら、子供もツラい
そう思って、
一瞬一瞬を楽しく過ごすことを私は選択しました。
女は一度決めてしまったら、強いです。
子供のためにも、前を向くしかありません。
変に立ち止まったり、振り返ってる暇はないのです。
日々の仕事、家事、育児、子供との時間
たまに友達とのストレス解消(♪)
これで私の時間は満タンでした。
私は、再婚するまでのシングルマザー時代は12年間でしたが、
充実した私の中の大切な時間でした。
ツラいこともありましたが、いつも子供たちと笑って楽しく過ごしたあったかい日々でした。
誰もが気になりますよね?
後悔したか?って。
よく色んな人に聞かれるんですが、
一度も後悔したことはなかったんです。
ですが、
元ダンナと出会わなければ良かったとも思ったことも一度もないのです。
長男長女を授けてくれた元ダンナには、この事のみ、感謝をしているからです。
(のみ←強調してますよ)
綺麗ごとでもないんです。
事実、元ダンナが居たからこそ、長男長女が居ると言う事なので、やはり今がベストなんですね。
次女に関しては、今度中学一年生で、まだまだ子育て最中ですが、
長男長女は独立して、社会人としてそれぞれがひとり暮らし。
立派かどーかは、大目に見てもらうとして
こんな私に育てられたにしては、
しっかり自立してくれたと思います。
まとめると、
離婚はしないに越した事はありません。
ぶっちゃけ!!
手続き、超めんどくさい!!
名前変えても、そのままでも
とにかく手続き疲れがしばらくあります。
これを乗り越えれる自信さえあれば、
逆に今すぐ離れた方がいいと思います。
私が思うに、
この世で一番『時間』がもったいないと思うからです。
「まだまだあると思うな、親と金と時間」
byチャーさん(完全にパクリやないか!)
今日は少し長い記事になってしまいました。
暗い長いトンネルの中にいる方の、小さな小さな光になりますように
との、思いをこめて私の離婚に関する記事を赤裸々に書かせてもらいました。
大して参考にはなりませんが、こんな人もいるんだなと、
心の片隅にでもとどめず、さっさと忘れてもらってもかまいません。
読んでくれた方の心が1グラムでも軽くなりますように。
本日の次郎さん↓
最後まで読んでくださりありがとうございます。
次回もお楽しみに。
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