親だって失敗する【子育て失敗談#3】リベンジに賭ける!サンタはやっぱりいたのさ。

子育ての話
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今日から12月ですね。

早いもので今年も残すところあと一か月となりました。

赤や黄色の街路樹がイルミネーションで飾られているのを見ると、クリスマスがやってくるなーと、実感します。

 

(※注 サンタさんを待ってるピュアな子供ちゃん達はこれ以上読まないでねー!)

 

 

 

 

 

タイトル通り、わたくし、クリスマスにとんだ失敗をやらかしたことがありまして。

多分、2003年か、もしくは2004年頃だったかな。

長男が3年か4年生、長女が年長か1年生か…

毎度のこと記憶も曖昧です。

年末って、大抵どこの会社も同じでしょうが、うちの会社とにかく忙しいんですよ。

クリスマス商戦と年末年始に向けて、11月から残業残業の日々なので、その年は早めにプレゼントを用意してたんです。

我が家は、サンタさんへの欲しいプレゼントを手紙に書いて、ポストに入れといてやるよーて言いつつ母が預かり、中身を確認するとゆうなんとも母に都合のいいシステムをとっていまして。

11月に入ると、まんまとその母都合戦略にはまり、いそいそと手紙を書きだす子供たち。

残業残業の合間を見つけてギリギリで買いに行く例年の教訓から、その年は少し早めにプレゼントを買って用意していました。

 

こーゆープレゼントって、早めに用意したら、隠し場所に困るんですよね。

なので、通常は車のトランクに隠しといて、子供たちが車に乗るときは部屋の押入れの中に隠す、

てゆーのを、毎回毎回繰り返してたんです、めんどくさいなりに。

ある日、その押入れから車に乗せるのを忘れて、仕事に行っちゃったんですね。

帰って来て開口一番、

「押入れになんかあったよ。」と、バナナが言います。

あ!やば!プレゼント入れたまんまやったわー汗

「うん、ちょっと預かっとるんよ。」的な言い訳をします。

って、誰に?

そんな言い訳くるしいだろ。

いかにもって、赤や緑の包装してあるだろーがよ。

 

たぶん私、完全に”やらかしたーーー!”の顔してたと思います。

「でもね、バナナがサンタさんに頼んだのと同じのやったよ。」と、バナナ。

って、おい。

包装してあるやつ、目を凝らして、ビニール透けさせて、上やら下やらグルグルまわしてじっくり観察しすぎじゃねーか?バナナさんよー。

「あら、ほんと?おかーさん中が何か知らんけど、預かっとるだけなんよー。」

く、くるしい…

くるしすぎる。

どー見たって、バナナが頼んだゲーム機じゃないか。

箱からしてそれ以外絶対ありえんボディしてますやん。

なんぼ相手が子供やて、そんな安っぽい言い訳通用するかいな。 

そのあとは、テンパりすぎて、何をどーしたかは記憶にないです。

 

 

そんなやらかし一部始終を、親友の未来(みく)に話し、

”やっぱりサンタがいる作戦”なるものをふたりで企てるのであります。

はじめに、会社へ事情を説明し、プレゼントを休憩室に置かせてもらうように頼みました。

その次に、サンタからのお返事の手紙も書くことにしました。

今みたいに、スマホでなんでも調べれる時代でもないので、図書館へ行き、英書を手当たり次第に開き、何でもいい文章を書き写して、筆記体でそれらしく書きました。

翻訳すればなんら関係のない文章が書かれていたはず笑

そんなのカンケーね~。

そして極めつけは、クリスマス当日に親友みくが、なんとサンタの影武者役をかって出てくれました。

子どもたちもよく知ってる親友みくなので、下手に変装なんかしたらバレて台無しになりそうだし、ピンポンで玄関にプレゼントを置いてダッシュで帰る作戦にしました。

親友みくとも同じ職場なので、仕事は同じ時間に終わるのに、わざわざ私より少し後に時間をずらして帰り、プレゼントを持ってピンポンと来てくれました。

インターホンをのぞきます。

誰の姿も見えません。

「あれ?だれもおらんね~」

すっとぼける私。

そこへ、シャン♪シャン♪シャン♪シャンシャン♪シャン♪シャン♪シャン♪

と、鈴の音が。

そとから聞こえてくるではあーりませんか。

「へ?!なんか鈴の音がするーーーーー♪」

「わあ♡ほんと♡どこどこ?」

冬郎とバナナは大興奮で、玄関のドアの下に置かれたプレゼントをみつけ、開くどころかそのまま放置、靴を履いて全速力でサンタを探しに走り出しました。

ま、まずい…

みくさんが、見つかったらバレる…

私も急いで追いかけます。

ですが、みくの姿も車も見当たりません。

あきらめた子供たちも、家へと戻ってきました。

「間に合わんやった…飛んでいったんかもしれん…」残念そうな冬郎。

「でも、絶対サンタさんやったよね!鈴鳴りよったもん♪」大興奮のバナナ。

ありがとう。親友よ。

これで何とかサンタがいるって、まだもうしばらく信じていてもらえるかな。

 

 

筆記体の文字で書かれたサンタからの手紙を見て、さらに本物のサンタさんが来たんだと信じ込み、

なんて書かれてるかと尋ねられたが、

「さあねー。おかーさんもよくわからんけど、いつもいい子にしててえらいねって、書いてんじゃない?」なんて、

さらりとごまかしても、興奮しててそれどころじゃないので助かった。

 

 

親友みくも、バナナと同じ年と2才下にもう一人、二人の娘のママである。

しかもみくはその頃、旦那の両親と同居しており、

フルタイムで働く嫁が、クリスマスに残業で、しかもよその子のサンタの影武者をやるっていう、なんとも盛大なる迷惑をかけてしまって…。

うちの嫁、浮気してるかも…なんて、旦那にもお姑さんにも疑われていてもおかしくない状況で。

快く引き受けてくれた親友みくには、一生頭が上がらない。

 

 

てか、鈴!

計画には、なかったんですよ。

完全なる親友みくの、サプライズ☆

私も本気でビックリしましたもん!

あの鈴の音で、私のやらかしミスも吹っ飛んじゃいましたね。

と、この”やっぱりサンタはいる作戦”のおかげで、もうしばらく信じていてもらえたのでした。

とんだ失敗なんですが、周りにたすけられてなんとかやってきたわけです。

まあ、5、6年生にもなると周りからの情報でサンタの正体はなんとなく知っていくんですけど。

 

 

 

親友みくが、鈴を鳴らしながらダッシュで走り、車で帰っていく姿を想像しながら

今日はこのへんで。笑

 

 

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

次回もお楽しみに。

 

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